後悔しない、マイホームを建てる前にやること

マイホーム

 そろそろマイホームを考えたいな。そんなとき皆さんは何から始めますか?とりあえず展示場に行ってみる。ネット検索してみる。でも注文住宅って考えることが多くて、結局何から手をつけていいか分からないですよね。情報収集も大切ですが、まず自分の「叶えたい未来」について考えてみましょう。

私は後悔しないマイホームを作るために、叶えたいことを箇条書きにして、優先順位を決めていました。おかけで、理想と大きくずれることなくお家作りができました。そこで、今回は私が注文住宅を建てる前に確認していて良かったことや、よくある後悔を紹介したいと思います!

良くある後悔ポイント

予算を確定しなかった

当初の予算

 予算を決めておかないと、予算オーバーになること確実です!お家作りはオプションの沼です。

私は予算を考える時に、希望予算しか決めていませんでした。しかし、希望といいつつどんどん予算オーバーしていくのが現実でした。この後悔を元に、希望予算と上限予算の2つを設けることをおすすめします!

注文住宅を考え始めた時、私達の希望総予算は3800万でした。この数字は月額いくらローンを支払っていくのかを想定して出しました。

元利均等の変動金利・0,6%・40年返済・ボーナス払いなしの条件を元にシミュレーション。

結果、89,065円/月の返済。

 この金額であれば現状維持でいける!と甘い考えを持っていました…。

 いくつかのハウスメーカーから予算を確認すると物価高の今、この予算では到底厳しいことが分かりました。そこで試算を重ね4200万前後で予算を修正しました!月々98,441円へ上がりましたが、まだ許容範囲内と考え、この予算に決めました!

打ち合わせ後の最終金額

 ところがどうでしょうか!?打ち合わせを重ねていくうちに総額が上がる上がる!

まな
まな

最終金額は4520万!!300万オーバー!?

はい、冷静に原因を3つ考えてみました。

①オプションの追加

 打ち合わせを重ねていくと、こんな設備があったら便利だな。これも追加したいなという欲望があふれ出てくるものです。特に情報収集をしていると、造作洗面台って素敵だな、食洗機は大型の方が使い勝手が良さそう、吊り戸にすると掃除が楽になるらしいなど、やりたいことがたくさんでてきます。

後述する「自分の叶えたい未来」を定めておくと、軸がぶれずに後悔しなかったかなと思います。

②外構費用

 つい建物のことで頭がいっぱいになりがちですが、外構にも多額の費用がかかります。そして外構を考えるときには打ち合わせ後半になってしまい、予算をかけられなかったという後悔が多いです。

私達もほぼ建物の打ち合わせが終わった段階で、外構の打ち合わせを行いました。しかし、私が決めたハウスメーカーでは、最初の打ち合わせの段階で外構分の予算取りをしていたので全体予算から大幅にずれることなく費用をかけることができました。

③諸経費

 ここが一番のトラップかなと個人的には思っています。建物や土地、外構は注文住宅を考える時に頭に浮かぶものですが、諸経費に分類される、住宅ローンの保証料なんて全く頭にありませんでした。

住宅ローンの保証料とは、契約者がローンを返済できなくなった場合に、金融機関に代わって保証会社が返済を行うための保証を受けるために支払う費用のことです。簡単にローンの保険だと思ってもらえれば良いと思います。

一般的に借入金額の0.8%〜2.2%程度が相場だといわれているので、総額4000万の場合88万~程度かかるということです。

 諸経費は内訳が細かいので分かりずらいですが、総額が大きくなるほど諸経費も多くなるので注意が必要です。諸費用は建築費総額の10~25%と幅があります。これは土地の状態がどうなっているのか、どこの銀行で融資を頂くのかで変わるからです。

土地の場所によっては、極狭地で特別な重機が必要であったり、地盤の状態が弱く地盤改良費用がかかったり、水道引き込み費用がかかったりと条件が異なるからです。

そして融資を頂く銀行によって保証料も変動するので、諸経費が予想より多くなることもあります。

事例を鵜呑みにしてしまった

 お家作りの情報収集をしていると、様々な情報を目にします。例えば、

まな
まな

LDK25畳で広々空間!な展示場を目にしてマネしたら、寝室が狭くなって後悔。

家事楽導線を意識して回遊導線のあるお家♪なSNSを見てマネして、空調が効かなくて後悔。

マネをする、参考にすることは決して悪いことではないです。むしろ選択肢は多いに越したことはないと思います。

しかし、あれもこれもマネしてしまうとまとまりのない目的の分からないお家になってしまいます。初心に返って何のためのマイホームなのか振り返って見ましょう。

依頼するハウスメーカーを間違えてしまった

 これはとても重要です。先ほどもお伝えしたように、「何のためのマイホーム」なのかを考えることが大切です。

例えば、今住んでいる賃貸が寒すぎる・暑すぎるから、快適な暮らしを手に入れたい。という目的と、子供が3人いて狭いから、リビングを広く家事のしやすいお家にしたいという目的では優先したいことが異なりますよね。

・本当は快適さを手に入れたかったのに、展示場で大空間を目のあたりにしてハウスメーカーを決定。結果、冷房の効きにくい間取りにしてしまった。

・家事のしやすさに重きを置いていて設備にこだわりたかったのに、自分が設置したいメーカーを取り扱っていなかった。

目的を見失いハウスメーカー・工務店を決めてしまうと、こういった後悔が生まれやすいです。

注文住宅では決めることがたくさんあるので、優先順位を決めておくことを強くおすすめします。

注文住宅。なんでも叶えたい気持ちは痛いほど分かりますが、性能は一番良いもので間取りも妥協せず設備もハイグレード予算は3000万!なんてことは難しいです。どこかは必ず妥協しなくてはいけません。

自分が大切にしたいことに寄り添える・叶えてくれるハウスメーカー・工務店を選ぶことが大切です。そのために、ハウスメーカー・工務店選びの前に叶えたいことの優先順位リストをつくっておくと安心なのです。これから、その優先順位のつけ方について説明したいと思います。

「10年後・20年後の暮らし方」をイメージすることが最初のステップ

自分がどうなっているか

 まずは自分が、どのような将来を描いていきたいのか想像しましょう。私の例で説明してみますね。

私はインドアで、自宅でドラマや映画観賞、YouTubeを見ることが趣味です。夫もインドア寄りですが、社交的なタイプなので友人との交友が盛んで、お家に友人を招待することも多いです。大人になってからの交友関係は今後も続いていくことが予測されます。最近はキャンプを趣味で始めたので、収納場所を確保したいです。老後は、年老いても、できる限り自分の家で余生を過ごしたいと考えています。

→結論。お家時間が長くなりそう。友人も招待することが多くなりそう。団らんになる空間は広く過ごしやすいほうが良い。収納は、庭に物置を置くか、土間収納か、物置部屋を作るのか。老後のことも考えてなるべくバリアフリーなお家にしたい。といった感じです。

今の日常の様子と今後の展開を推測してみるといいですね。

子供がどうなっているか

 今現在、1歳の息子がいます。今後、第二子も検討中です。まだ子供が小さいので今のところは、

片付けがしやすい空間。収納が多いこと。手が届く範囲に危険な物がないようにしたい。子供も一緒に眠れるように主寝室は広めに確保する。子供部屋は2つ確保したい。と考えました。

●子供が大きくなったらどうするのか。

子供部屋は基本2階がいい(プライバシー確保)。巣立ってもいつでも里帰りできるようにはしたい。

●3人目が産まれたらどうするのか。

→男女で分けて1部屋2人にする。主寝室を空け渡す。主寝室で一緒に過ごすなど。

 このような感じですね。子供部屋は最近だと後から壁を作るようにして、始めは8畳の広い空間にするパターンも増えてますね。子供は授かりものなので、子供がいないパターンと2人・3人と増えたパターンでも想像しておくと良いかもしれませんね。

仕事はどうなっているか

 夫婦ともに転職する可能性のある仕事。

→将来、在宅ワークもしているかもしれない。

 すでに在宅ワークの可能性があるなら、書斎のようなスペースをあらかじめ確保しておくと良さそうです。朝早く出勤・夜遅くに帰る仕事なら、寝室に響かない間取りなど考えてもいいかもしれませんね。

単なる予算や場所探しよりも、“暮らしをデザインする”視点を入れる。

今ある不満を解消する

 今感じている不満を直感でリストアップしてみましょう。

・家の中が寒い

・床が冷たい

・リビングが狭い

・庭がない

・冷蔵庫が小さい

・お風呂の掃除が大変

・食器・食品の収納が少ない

・子供部屋がない

・玄関が狭い

 家のことだけでなくても、家事についてだったり、熟睡できないとか、駅からの距離が遠いなど、今住んでいる場所での不満で大丈夫です。土地をすでに持っていて環境を変えられない人でも、騒音なら家の性能次第で軽減できるかもしれません。駅から遠いなら、駐車・駐輪スペースを確保することも視野に入れてもいいですね。

このように家の性能外構についても同時に考えたほうが、後悔しないマイホームになります。「家」だけを見つめるのではなく、どのような「日常」を過ごしたいかをベースに考えて見ましょう。

叶えたい未来を考える

 上記を元にしつつ、具体的にどうしてそれがほしいのか、叶えたいのかを理由も考えると軸がぶれません。理由を書いたら、それぞれの優先度を★★★で表してみます。5段階にするとさらに悩んでしまうのでシンプルに3段階にしてみます。

・家に居る時間が長いから、暖かい・涼しい家がよい★★

・友人との交流があるから、子供がいるから、友人団らん・家族団らんできるようにリビングは広くとりたい。同じ理由で、庭でBBQ・プールなどできるスペースがほしい★★★

・お風呂で温まった後にさーっと風に当たることが幸せ、だから窓がほしい★★

・お風呂の掃除が大変だから、掃除が楽になるよう工夫したい★★★

・お菓子やパン作りをするために、広いキッチンがほしい。家族と一緒にご飯作りができるようにしたい。★★★

・老後も長く住みたいから、バリアフリーなお家にしたい★★

・子供は2人で考えているから、子供部屋は2部屋ほしい★★

 いかがでしょうか。なんだか自分の叶えたい未来が見えてきましたね!  

打ち合わせを重ねていくと、

まな
まな

パントリーって素敵だな♪

収納は必要だし作っておこう!

 といった感じでなんとなく必要そうだから、便利そうだからと追加してしまうことが多くなります。

パントリーを作ったがゆえに、リビングが狭くなっていた。なんてことも起こりえます。本当にパントリーをつくってリビングの広さは変わらないのか。広さよりも収納の方が優先度が高かいのかを考える必要があります。

何かを追加するとき、迷った時にこのリストを思い出して、○○だからパントリーが必要と理由付けして、優先度を書いてみて下さい。その上で、パントリーはいらないのか、1畳だけ作るのか、いや2畳必要なのかと検討してみてください。

後悔しないマイホームが近づいてきましたね!

家づくりを始める前に必ず答えておきたい5つの質問

予算 

 まずは予算ですね。始めに失敗談をお話したように、予算は希望予算上限予算を決めておくと安心です。なぜなら、オプション追加などで、予想よりオーバーすることが多いからです。

一般的に、年収の7~8倍程度が目安と言われています。年収500万であれば、3500万~4000万ですね。しかし、これは借り入れ額の目安なので、返済できるかを考えた方が安心です。

 月々の返済額で考えてみましょう。毎月いくらなら支払えるかを考えます。例えば、希望は10万/月だけど12万/月まではオーバーしても大丈夫そうといった感じです。そこから総額を計算します。

10万(月)× 12ヶ月 × 35年 × 0.6%(金利)= 約3,630万円になります。

これが希望借り入れ額です。

月々12万の返済でボーナスなしなら、約4,545万円になります。

もしボーナス払いも可能なら、

5万 × 2回(年) × 35年 = 350万

なので4,545万円 + 350万 = 4895万 となります。

これが上限の借入額です。月々の返済額の変更で915万円も差があります。

ボーナスも含めると1265万も差ができます。

上限予算は、将来休職や転職して給与が下がっても、賄える貯金があるか。生活費を切り詰める必要がないかなど注意して決めて下さい。ギリギリの予算になってしまうと、後にかかる固定資産税に充てる預金がなくなってしまったり、予想していなかった出費でピンチになる可能性があります。

月々の返済額や金利などを変更してみて、AIで検索すると簡単に計算することができるので、是非試して見てください♪

間取り 

 間取りの後悔は、後悔ランキング上位に入ります。失敗すると中々変更できないですし、日々後悔がつきまといます。後悔しない決め方は「暮らしをデザインする」で説明した、叶えたい未来を元に確認していきます。その上で、最低限答えておきたいポイントを紹介します。

  1. 平屋か2階建てかを決める
  2. 部屋の数を決める
  3. 脱衣所と洗面が同じスペースなのか別の部屋か
  4. 収納の数(土間・パントリー・物置)

これらを決めてみます。例えば、2階建て・3LDKのトイレ2つ・洗面脱衣は別・WICあり・土間収納あり・パントリーなしといった感じです。

これを元に、工務店やハウスメーカーへ間取り作成の依頼をしていきます。仮で間取りができたら以下をチェックしてみましょう。

• 音が響く間取りではないか
• 洗濯物を干すのは室内?外?洗濯物を干したら邪魔にならないか
• 収納の量が足りなくないか
• トイレの位置(音は響かないか・導線は良いか)
• キッチンまでの動線
• 窓の位置と日当たりはどうか

この時点で収納量や日当たりまで考えることは難しいと思いますが、今住んでいるお家と比較してみると想像しやすくなります。今、物があふれているなら、収納スペースを確保したいですし。土地が決まっているなら日当たりも考えた間取りにしたいですね。

私達夫婦はテレビ視聴がマストなので、どこにいてもテレビが見られる間取りもプラスして考えました!自分達のこだわりをどんどんプラスして作ってもらいましょう。仮で作成した間取りをじっくり見てみると不満や叶えたいことが出てきます。

まな
まな

本当にこの間取りでいいのかな…

という方は是非、原点に返って「叶えたい未来」に近づいているか考えて見てください。

 後悔しない収納確保については、今後作っていきたいと思います!お待ちください。

土地

 マイホームを持つということは基本その土地に半永久的に住むつもりで購入しますよね。後悔しないように、住む場所も優先順位を決めていきましょう。チェックしておきたいポイントは以下です。

  1. 駅・スーパー・コンビニ・病院など公共機関からの距離
  2. 保育園・小学・職場など通勤、通学からの距離
  3. 周り環境(騒音・治安・高い建物があるか・線路・高速道路・自然の有無)
  4. 土地の環境(日当たり・高低差・水はけ・地盤・ハザードマップ)
  5. 法令上の制限(用途地域・建ぺい率・景観法)

 これらの優先順位を決めておきましょう。絶対にスーパーの近くでないと嫌!という条件だけでも範囲は絞られますよね。住んでみたら以外と日当たりが悪く、家が暗い…なんてこともあるので、絶対に叶えたいことと最低限叶えたいことの摺り合わせは必要です。

例えば、スーパーから徒歩5分。職場からは車で1時間。日当たりは悪いけど朝7~9時の間だけは日当たりよし。前に高い建物があるけど地盤はしっかりしていて、水はけよし・高低差なし。という条件だとしましょう。

夫婦どちらかが職場から近い、もしくは専業である、子供がいない、転職の可能性があるなら職場からの距離にこだわらなくてもいいかもしれません。(私は絶対30分以内を推奨です。)日当たりは妥協できるのか、洗濯物は外で干さないのか。スーパーが近くだと車通りも多そうだがどどうなのか。

その土地の情報が分かると、追加でこの点はどうなのかな?と疑問も出てくると思うので、どんどん優先順位を追加していきましょう。日当たりの優先度は★、交通量の優先度は★★、実家との距離は★★★なんてやっていくと、後悔の少ない土地選びができると思います。

性能

 家の性能って言われても何のことかいまいち想像できないですよね。

一般的に確認しておきたいポイントは以下です。

耐震性:地震や暴風、積雪などの自然現象による損傷・倒壊を防ぐための構造躯体の強さ

断熱性:建物の内外における熱の出入りを防ぐ性能

気密性:建物の隙間を減らして空気による熱の移動を防ぐ性能

耐火性・防火性:火災が起きた際に建物自体の倒壊しにくさや隣接する建物からの延焼を防ぐ性能

耐久性:構造躯体の材料において、より長い耐用年数を確保するための性能

性能について情報収集をしていると、断熱等級は6、耐震等級は3以上、気密は0.5㎠/㎡など等級という言葉がでてきます。等級が高いほど性能が良くなるのですが、等級が上がればもちろん金額も上がります。

 私達は桧家住宅でマイホームを建てたのですが、スマート・ワンというプランで、断熱等級6、耐震等級は3、気密のC値は0.4㎠/㎡が標準装備となっています。この数字が良いのか、なんなのかいまいちピンとこないですよね。

性能については少し話が長くなってしますので、今後別で説明していきたいと思います!

お家のテーマ

 ここで言うお家のテーマとは、和風・洋風・ラグジュアリー・モダン・アメリカンといったテイストのことです。

アメリカンな家を目指しているのに、理想を描いていた外壁がなかったり

ラグジュアリーな空間にしたいのに、天井が低かった

カフェ風な落ち着いた雰囲気にしたいのに、施主支給ができなかったり

という後悔がありあます。モダンかオーセンティックといったよく選ばれる雰囲気のテーマであれば、どの工務店・ハウスメーカーでも大きく希望とずれることなく実現できると思います。

しかしもし、こんな雰囲気にしたいというこだわりがあるのであれば、強みがあるハウスメーカーを選ぶことが重要です。

桧家住宅では、シチリアンリゾート・オーセンティックモダン・カフェボタニカル・スカンジナビアンナチュラル・ジャパニーズモダン・カフェシアトル・イタリアンモダン・ラグジュアリーモダン・フレンチシックといった9つのセレクテリアがあります。是非参考にしてみてください♪

「ハウスメーカーが考える最初の一歩」と「施主が考える最初の一歩」の違い。

ハウスメーカーの考え

 私がハウスメーカーを訪ねた時の、初回のお話の内容を紹介します。

予算・平屋か2階建て・外観イメージ・部屋数・土地探しについて・何社と悩んでいるか・いつ頃契約するのか、いつ頃の引き渡しが良いのか・我が社の強み などです。

施主の情報を得るために、どのような希望があるのかを確認していたと思います。

施主の考え

 私は事前に情報収集をして、2社に絞って比較していきました。工務店は比較が容易ではなく、保証の面で不安があたのでハウスメーカーで検討をしました。

私が初回で聞きたかったことは、予算・建物イメージ・土地探しを協力してくれるか・性能はどうなのか・担当者と気が合うかという点です。

ハウスメーカー側は施主の予算や希望をを知りたい。施主はこのハウスメーカーで何ができるのか、希望を叶えられるのかを確認したいという違いがあります。

希望を叶えられるのかという点では双方考えが一致しているので、合わせしやすと思います。問題は何ができるのかです。ハウスメーカーは自社の強みを惜しむことなく教えてくれると思います。そのため受け身ではダメです。聞かなければ得られなかった情報に意味があります。

何も情報収集をせず、叶えたいことリストを持たずに打ち合わせに入ってしまうと自分の求めているものとそのハウスメーカーが合うのかを決めることができません。そして質問することもできません。

私は2社ともに3回程度打ち合わせをしました。A社は我が社の強み(耐震性・断熱性などの性能)を重視した打ち合わせでした。B社は間取り作成に力を入れてくれて、契約前でほぼ理想に近い間取りになっていました。

どちらも打ち合わせの進み方が違いました。A社は性能を説明しつつ、土地探しを協力してくれ間取り作成もしてくれました。B社は間取り作成と土地探し、予算の確認を重点に行いました。

結論、私はB社に決めました。一番の決め手は担当者との連絡の頻度提案力でした。

まな
まな

あれ?

自分の希望をどこまで叶えてくれるかではなかったの?

そうなんです。最終的には連絡の頻度と提案力が、結論自分の希望を叶えてくれそうだと感じたのです。

1ヶ月経たずして、希望を確認して間取りを3回も修正して提案してくれたこと。なかなか土地が見つからない時に、各所へ連絡・確認してくれたこと。私が心配していた予算についてオーバーにならないように配慮してくれたこと。

私が何を重視しているのかをくみ取ってくれて、なるべく予算内に収まる方法を考えてくれたり、土地探しではデメリットとメリットをしっかり明記してくれました。本当に親身になって詳細に確認してくれました。このきめ細かさが、これから1年近く一緒に家造りをしていくパートナーとして絶対後悔しないと感じました。

まとめ

 後悔しないマイホームについてまとめてみました。注文住宅は決めることがたくさんあります。

●よくある後悔ポイントは、

予算を確定しなかった・事例を鵜呑みにしてしまった・依頼するハウスメーカーを間違えてしまったです。

将来の暮らしをイメージすることが、理想のお家作りに繋がります。

自分が、子供が、仕事が将来どうなっているか考えてみましょう。

そして、今ある不満を書き出し、叶えたい未来を箇条書きして見ましょう。優先順位をつけておくと迷わずに済みますよ。

●家づくりを始める前に答えておきたい質問は、

予算・間取り・土地・性能・お家のテーマです。

ハウスメーカーと施主は家造りをするパートナーです。お互いの考えがずれないよう遠慮なく話し合える関係を築いていきましょう。

まだまだ、お家作りについて発信していきたいと思っていますので、更新をお待ち下さい!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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